ド軍ロバーツ監督「今日は山本が引っ張ってくれた」 勝ち消滅もエースの力投を絶賛

土壇場で追いつかれるも延長で勝ち越し
【MLB】ドジャース 5ー2 ジャイアンツ(日本時間14日・サンフランシスコ)
ドジャースは13日(日本時間14日)、敵地で行われたジャイアンツとの前半戦最終戦で延長の末に勝利した。デーブ・ロバーツ監督は「今日はヤマモトが引っ張ってくれた。制球ができていた。こういう形で前半戦を終えることができたし、シリーズもここ(敵地)で勝ち越すことができた」と振り返った。
ドジャースは、先発の山本由伸投手が7回を7奪三振、3安打、2四球、無失点で9勝目の権利を得て交代。打線は4回にフレディ・フリーマン内野手の右翼線への適時二塁打で先制。5回にはミゲル・ロハス内野手の5号ソロが飛び出し、2点目を追加した。
だが、9回にタナー・スコット投手が痛恨の同点2ランを被弾し、今季7度目のセーブ失敗。延長へ突入となったが、11回にフリーマン、テオスカー・ヘルナンデス外野手、アンディ・パヘス外野手の3連打で3点を奪い、勝負を決めた。
これでナ・リーグ西地区2位で追うジャイアンツに対し、前半戦最後の3連戦を2勝1敗で制した。ドジャースは58勝39敗でジャイアンツに5.5ゲーム差をつける同地区首位で、球宴前の前半戦を折り返した。
ロバーツ監督は前半戦を終え、改善点について「全てだ」と強調。「投球、走塁、時には守備も。打線も調子を戻さないといけない。選手たちに対してはもっとできると思っているし、彼らも同じことを思っている」と回顧した。
他方で「でも最終的には勝ち負けだ」と述べ、前半戦最終戦を勝利で終え、首位を走るチームの戦いぶりを評価。オールスター戦を挟んだ後半戦に向けて「多くの選手にとって休養はいい方向に働くだろう。(ジャイアンツとの)シリーズを勝ち越して、1位で(球宴)休暇に入ることはポジティブなことだ」と語った。
(Full-Count編集部)