菊池雄星「日本人で一番先に出したかった」 西武後輩・羽田の160キロに“落胆”「もう諦めた」

オールスター前日会見に臨んだエンゼルス・菊池雄星【写真:真柴健】
オールスター前日会見に臨んだエンゼルス・菊池雄星【写真:真柴健】

2021年以来2度目の選出

 エンゼルス・菊池雄星投手は14日(日本時間15日)に米ジョージア州アトランタで行われたオールスター前日会見に臨んだ。14日の日本ハム戦で日本人左腕1軍公式戦最速となる160キロを計測した西武・羽田慎之介投手について言及し、「日本人で一番先に出したかったんですけど、先に越されたんで、もういいです。諦めました」と笑顔で話した。

 6月に34歳を迎えた菊池。選手としてはベテランと呼ばれる域に差し掛かっているが、「焼肉とか行ってカルビ3枚食べたらもういいです、って感じにはなってきますね。そういう時に34歳を感じます」と“年齢の壁”を実感することもある模様だ。

「コーヒーを夜飲むと寝れないとか、そういうのは皆さんが経験してると思いますけど、そういう歳です」と返して報道陣も笑顔になった。一方で「野球に関してはリカバリーよく元気に毎試合行けてるんで(年齢は)感じないですね」と話した。

 また、選手としての“高み”について聞かれると「高みを目指すっていうよりは遠くまで行くみたいな感じ。そっちの方がメンタル的にも落ち着いて、ゆとりを持ってプレーできるので。若い時はこういう覚悟でいくことが大事だと思いますけど。いまはどれだけ遠くにいけるかが大事かな」

 さらに、自身が未到達となっている100マイル(約161キロ)の大台突破について聞かれると「そこ1番ね、やっぱり日本人で一番先に出したかったんですけど。先に越されたんで、もういいです。諦めました」と菊池。前日14日には、西武の後輩でもある羽田が東京ドームの日本ハム戦で160キロを計測していた。

(Full-Count編集部)

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