大谷の予想を打ち崩した57歳 248億円男がまさかの“不発”…X困惑「打ち取りに来てる」

ブレーブスのエディ・ペレスコーチが投球したが…
ブレーブスのマット・オルソン内野手は14日(日本時間15日)、米ジョージア州アトランタのトゥルーイストパークで行われたホームランダービーに出場。第1ラウンドでは15本塁打を放ったものの、惜しくも準決勝には進めなかった。ファンが敗退の要因として挙げたのが、相棒の“裏切り”だった。
地元開催の“トリ”として登場したオルソンだったが、最初の9スイングでは柵越えゼロ本とまさかのスタートとなった。制限時間3分で“1号”が生まれたのは2分2秒。しかしそこから一気に畳みかけ、15本のアーチをかけた。ボーナスタイムでの爆発も期待されたが、最後は1本も打てずに敗退した。
2022年シーズン開幕前に8年1億6800万ドル(約248億円)で契約し、2023年にはメジャー最多の53本塁打&139打点を記録したスラッガー。ドジャース・大谷翔平投手とは以前から親交があり、試合中に一塁上で談笑するシーンがたびたび目撃されている。ダービー前に米スポーツ局「ESPN」のインタビューに登場した大谷は、今回の優勝者の予想を求められて「マット・オルソン!」と回答していたほどだ。
大谷の“予言”は叶わずに敗れた31歳だが、ファンが注目したのは投手役を務めたブレーブスMLBコーチのエディ・ペレスのピッチングだった。
ブレーブスOBでもある57歳は年齢を感じさせぬ勢いあるボールをしきりに投げ込んだ。しかもコントロールもある意味で良く、ストライクゾーンのきわに制球されるなど、さながらオルソンを“攻略”するような投球で、「オルソンのBPのコーチ打ちにくそう」「オルソンに投げてるコーチ球速いしコースも厳しいな……」「バッピおじ打ち取りに来てる角度の投球」「エルダーがバッピじゃなかった」とファンも驚きを隠せなかった。
(Full-Count編集部)