本塁打競争でまさかのHRキャッチ “禁断の好守”に球場騒然…NHK実況「責めないで」

ホームランダービーに出場したレイズのジュニオール・カミネロ【写真:ロイター】
ホームランダービーに出場したレイズのジュニオール・カミネロ【写真:ロイター】

ローリーvsカミネロの決勝戦

 オールスター戦の前日恒例イベントとなっているホームランダービーが14日(日本時間15日)、米ジョージア州アトランタで行われた。決勝戦に出場したジュニオール・カミネロ内野手(レイズ)の打席で、外野守備の青年がまさかの本塁打キャッチをする場面が生まれ、場内は騒然とした。

 驚きのプレーが生まれた。カミネロが5本のアーチをかけた直後だった。強烈な打球が左翼後方に飛ぶと、柵越えかどうか絶妙な当たりだったが、守備をしていた少年がジャンプ一番これを好捕。見事に“本塁打キャッチ”を成功させた。

 その後、タイムアウト中にリプレー映像が場内に流れると、カミネロは“入っていた!”と主張。同じドミニカ共和国出身の選手たちとともにニヤリとしながらも少し苛立ちを見せていた。HRダービーを中継していたNHKの実況では「一生懸命やった結果なので責めないでいただきたい……」と少年を“擁護”した。

 カミネロはそれでもアーチを連発して計15発を叩き込んだ。しかし先行で18本塁打を放っていたカル・ローリー捕手(マリナーズ)には及ばず、史上最年少のダービー制覇とはならなかった。

【実際の動画】HRダービーでまさかのHRキャッチ 場内が騒然となった好プレー

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