「NPBガールズトーナメント2025」組み合わせが決定 46チーム出場…有力県同士の激突も

NPBガールズトーナメントに出場するオール江東女子ナイン【写真:片倉尚文】
NPBガールズトーナメントに出場するオール江東女子ナイン【写真:片倉尚文】

試合後には対戦チーム同士の交流会「アフターマッチファンクション」も

 全日本軟式野球連盟は、8月に岡山県で開催される女子小学生野球の全国大会「NPBガールズトーナメント2025 全日本女子学童軟式野球大会」(8月14日~20日)の組み合わせを発表した。開催地枠、NPB推薦枠を含む44都道府県46チームが参加し、7日間にわたって熱戦が繰り広げられる。

 同大会は各都道府県予選に優勝したチーム、または各都道府県支部で編成した選抜チームが出場。昨年5年ぶり2度目の優勝を飾った「大阪ベストガールズ」(大阪)は2回戦から登場し「酒田ビクトリーガールズ県選抜」(山形)と対戦する。また、2年ぶり3度目の頂点を狙う「栃木スーパーガールズ」は1回戦で「FUKUOKAガールズ」と対戦。栃木と福岡という有力県同士のゲームに注目が集まる。東京からは「オール江東女子」「オール葛飾アイリス」の2チームが出場する。

「NPBガールズトーナメント」は野球の楽しさを体験する機会を提供して、女子野球界のレベルアップと競技人口拡大を図ることを目的に2013年に創設。コロナ禍で中止となった2020年を含めてこれまで12回開催された。2023年からは試合後に対戦チーム同士が互いに健闘をたたえ合う交流会「アフターマッチファンクション」を実施するなど、先進的な取り組みも行われており、年々競技人口が増加傾向にある女子野球の普及・振興を支える大会として発展を遂げている。

(First-Pitch編集部)

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