ルースでさえ5位がやっと…大谷翔平がほぼ無敵状態の世界 また起きた“だらけ現象”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

過去にも自身の名で記録を独占した前例あり

 かつての英雄でさえ太刀打ちできない圧倒的な数字が並んだ。ドジャースの大谷翔平投手が、MLB史において、シーズンで3試合以上に登板した選手による年間本塁打数ランキングで、上位6位中5枠を独占した。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」がSNSで異次元の記録を紹介している。

 投稿では「46本(2021年)」「44本(2023年)」「34本(2022年)」「32本(2025年現在)」「22本(2018年)」と、大谷がランキングをほぼ埋め尽くす状態に。唯一割って入ったのは、1919年のベーブ・ルースによる29本で、かろうじて5位に食い込んだ。

“大谷だらけ”の超常現象はもはやこれまで何度も起きており、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者も幾度となく同様のランキングを紹介してきた。11日(日本時間12日)のジャイアンツ戦で32号を放った際には、「最低1先発以上の選手の中で、球宴前の最多本塁打数」でトップ5は「Shohei Ohtani」の名前が占めていた。今季の大谷は2023年の自身の記録と並んで2位となっている。

 MLBでは現在両リーグともに指名打者制を導入しているが、そんな中でも二刀流を貫き、本塁打量産を続ける大谷の存在は唯一無二となっている。大谷が今の生産性で躍動し続ける限り、今後も驚異的な記録を生み出し続けるに違いない。

(Full-Count編集部)

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