156億円男の相次ぐ受難 亡き母を罵倒→球宴中に空き巣被害…米同情「気の毒すぎる」

ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ【写真:ロイター】
ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ【写真:ロイター】

オールスターで活躍中に被害

 ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が18日(日本時間19日)、自宅に強盗が入る被害を受けた影響で制限リスト入りとなった。6月末に観客からの侮辱的な野次を浴びられており、またしても不運な出来事となった。

 複数の米メディアによると、被害にあったのは15日(同16日)で、アリゾナ州フェニックス付近の自宅に強盗が押し入った。マルテはアトランタで行われたオールスター戦に出場するため不在で、無人の自宅には何者かが押し入った形跡があり、数々の私物と宝石類がなくなっていたという。米放送局「FOXスポーツ」は、この影響でマルテが私用休暇を願い出たと報じた。

 マルテは今季ここまで68試合で打率.290、19本塁打、40打点。オールスターでもナ・リーグの「3番・二塁」で先発出場し、初回に2点二塁打を放つ活躍を見せていた。マルテは6月24日(同25日)のホワイトソックス戦でも、観客から亡き母に対して侮辱的な野次を浴びせられて涙を流す事件が起きるなど、受難が続いている。

 メジャー通算162本塁打の実績を誇り、6年1億500万ドル(約156億円)の契約を結ぶ31歳にSNSでも同情の声が続出。「なんてひどい」「この男は最近本当についていない」「気の毒だ」「ここまで辛いシーズンだね」「マルテには辛いこの数週間だった」「マルテのために本当に祈っている。あのシカゴでの酷い出来事、そして今回のこれ」「プレーに影響が出るか心配……」「ミスター不運」などのコメントが書き込まれた。

(Full-Count編集部)

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