ド軍に“電撃補強プラン” 噂される日系安打製造機…米メディア「コンフォート問題は解決」

ガーディアンズのスティーブン・クワン【写真:ロイター】
ガーディアンズのスティーブン・クワン【写真:ロイター】

米メディアが言及、クワンがドジャース入りする可能性

 ドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地でのブルワーズ戦から後半戦に突入。前半戦を終え58勝40敗でナ・リーグ西地区首位も、球宴前には7連敗を喫するなど、2位パドレスと4.5ゲーム差となり、投打の噛み合わない試合が続いている。31日(同8月1日)のトレード期限まで1か月を切っているなか、米メディアは日系3世の“安打製造機”に注目した。

 米スポーツ局「ESPNロサンゼルス」は15日(同16日)、X(旧ツイッター)で動画を公開。トラビス・ロジャース記者は「ガーディアンズのエマヌエル・クラセとスティーブン・クワンのディールが噂されています。クワン(を獲得すれば)すんなりと左翼で起用することができます。そうすればマイケル・コンフォート問題は解決です。コンフォートよりクワンは格段と優れています」とドジャースの補強についてふれた。

 記者は続けて「クラセは9回に起用するといいでしょう。彼はキャリアハイと呼べるようなシーズンを過ごしている訳ではないですが、素晴らしい1年を過ごしています」とガーディアンズ守護神について私案を話すと、「代償はこんな感じになるかもしれません。ジャスティン・ロブレスキー、ベン・カスパリアス、ホスエ・デポーラ、そしてプロスペクトをもう1人です。4人です!」とドジャースから移籍する選手についても言及した。

 ガーディアンズが投打の主力を放出する理由については「彼らは若返りを図ろうとしているからです。クワンは若手ですが、クラセはそこまで若くないです。(先ほど提案したトレード案だと)ロブレスキーとカスパリアス(の若手)2人を獲得でき、ホスエ・デポーラは大物になるかもしれません」と大型トレードの根拠を明かした。

 クワンは、母方の祖父母が山形に住んでいる日系3世。2022年から168安打、171安打、140安打と3年連続して安定して快打を重ね、“安打製造機”とも呼ばれている。メジャー4年目の今季はここまで92試合に出場し、打率.285、103安打、6本塁打、32打点。将来的なNPB移籍を熱望していると伝えられる27歳のドジャース加入はあるのか。今後の動向に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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