現れた怪物高校生、規格外のパワーが「エグい」 明かされた“正体”に騒然「中日は獲得しろ」

4-5の9回に同点弾→6-6の11回にサヨナラ満塁弾
第107回全国高校野球選手権栃木大会が19日、3回戦が行われ、幸福の科学学園が小山西に延長11回で10-6のサヨナラ勝ちを飾った。勝利の立役者となったのは、中日などで活躍した元助っ人、ドミンゴ・グスマン氏の息子エミール・セラーノ・プレンサ投手。「中日は獲得しろ」「打球エグイ」とファンも熱視線を送っている。
漫画のような活躍だった。序盤に5点のリードを許した幸福の科学学園だったが、7回と8回に2点ずつ返して9回裏の攻撃へ。1死後にエミールに打席が回ると、カウント0-1から左中間へ起死回生の同点アーチを叩き込んだ。場内は騒然。エミールは雄叫びを上げた。
しかし、ドラマはこれだけで終わらない。延長戦に突入し、小山西が1点を勝ち越した11回裏、幸福の科学学園はすぐさま同点に追い付くと、1死満塁で再びエミールが打席に立った。カウント2-1から甘く入った変化球に体勢が泳がされたものの、凄まじい勢いで打球は左翼後方へ。そのままスタンドインし、劇的すぎるサヨナラ満塁弾を叩き込んだ。
2007年11月7日生まれの17歳で、身長189センチ、体重107キロと恵まれた体格を誇る。父は横浜、中日、楽天で通算30勝を上げたドミンゴ。父親譲りの才能を遺憾なく発揮する“2世”に対し、ファンも驚きを隠せない。「規格外とはこのこと」「ドミンゴの息子さんエグないか」「エミールくんバケモンすぎる」「ベイスターズは指名しないかな」「楽天指名しろ」「ドラ1ある?」とNPBファンも注目。4回戦は強豪・作新学院と対戦する。
(Full-Count編集部)