不振ベッツの「2番をやめたほうが」 目を疑う“.178”…X落胆、球宴後も復調気配なし

直近30試合は打率.178…OPSはチーム最底辺
【MLB】ブルワーズ 2ー0 ドジャース (日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地で行われたブルワーズ戦に0-2で完封負け。後半戦は黒星発進となった。大谷翔平投手が4打数無安打に抑えられるなど、チーム全体でも散発3安打にとどまったが、状態の上がらないムーキー・ベッツ内野手にファンの不安が向けられている。
ベッツはこの日、第1打席が三振、第2打席は三ゴロ、6回は大谷の盗塁で2死二塁のチャンスが生まれたが、あえなく三振に倒れた。最終9回もボテボテの遊ゴロで4打数無安打。年間では打率.241、11本塁打、45打点、OPS.688と本来の姿からかけ離れた成績となっている。
直近30試合は打率.178、15試合も打率.167と前半戦の終盤からはさらに状態が悪くなっており、この日を含めた7試合は打率.107、0本塁打、出塁率.161、OPS.304という惨状だ。
コロナ禍による短縮シーズンで球宴がなかった2020年を除き、ベッツは2016年から昨年まで8度の選出をされてきたが、今季はさすがの不振で選外となった。同じMVPトリオの大谷、フレディ・フリーマン内野手が出場する中で“蚊帳の外”となった。逆にいえば、オールスター期間で最大4日間の休養日があったものの、少なくとも後半戦初戦ではいい姿を見せられなかった。
厳しい成績が続く中で、ファンからは「さすがに2番をやめたほうが」「ベッツ厳しいな」「状態が上がらない」「ベッツは自動アウトぎみ」などと焦りと不安の声が寄せられている。開幕前にはノロウイルスに感染し、7キロ以上も体重を減らした影響がまだ続いている可能性もある。シーズンの行方を左右する大事な時期。ドジャースにとって、ベッツの復活が“最大の補強”となる。
(Full-Count編集部)