ベッツ、打撃不振の苦悩を激白「自分が分からない」 1番復帰も「大きな違いない」

「何とか答えを見つけなきゃいけない」
【MLB】ドジャース ー ブルワーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は20日(日本時間21日)、報道陣の取材に応じ、打撃不振による苦悩を打ち明けた。
「昔からずっと頼りにしてきた感覚ややり方みたいなものが、もう機能しなくなっている。だから今は今の自分に合ったやり方を見つけようとしている。難しいけど、何とか答えを見つけなきゃいけない」
メジャー12年目の今季は90試合出場して打率.241、11本塁打、45打点。特に7月は48打数9安打の打率.188と深刻な打撃不振に苦しんでいる。開幕前には体調不良に陥り、一時は体重11キロ減。東京シリーズを欠場するほどだった。
「多少は影響していると思う。でも、米国開幕は良いプレーができていたので、それだけでは説明できない。結局は今の自分がどういう選手なのかを見つけられていないというのが、一番の問題だ。うまくいく方法がわからないから難しい。こういう状況は初めてで、正直、どうすればいいかも分からない」
前日19日(同20日)の本拠地・ブルワーズ戦はスタメンを外れたが、この日は「1番・遊撃」で先発出場する。
「どこで打つかはそんなに大きな違いではない。今はとにかく自分を立て直すことが最優先。全ては自分の問題だ」
チームは後半戦2連敗スタート。ただただ復活が待たれる。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)