DeNAの新助っ人は「間違いなく起爆剤」 OBが評価する“怖さ”「勢い掴んだら一気に」

両外国人の特長を語った
巨人やメジャーリーグ、DeNAでプレーした高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」で、DeNAの補強について解説。19日に入団が発表された元中日のダヤン・ビシエド内野手について「怖い存在」と語った。
高橋氏は、藤浪晋太郎投手らの獲得に動いたDeNAの補強について「本気かなという感じ」と評価。まず、8日に再入団が発表されたマイク・フォード内野手について、昨年のクライマックス・シリーズ(CS)や日本シリーズの活躍から「怖い存在になりそう」と分析した。自身もかつてプレーした横浜スタジアムでは本塁打が出やすいことから、その長打力は他球団の投手が「慎重になる」との見方を示した。
さらにビシエドについて「こっちの方が怖いんじゃないかと思う」と指摘。昨年オフに中日を退団後も「なんで他球団が手を挙げなかったのか不思議だなと思う」と語り、その実力を高く評価した。投手目線でも「コンタクト率もありますし、率も残せるし、本塁打も打てる。長打打てて、なおかつ打点も稼げる」「手が付けられない状況を作れる選手」と印象を語った。
2人の外国人の存在について「長打力ある選手というのは、投手にしてみればすごく嫌」「間違いなく起爆剤になる」と強調。DeNAは昨年、3位からCSと日本シリーズを勝ち上がった前例があることから「勢いを掴んだら一気に行きそうなチーム」と語った。
フォードは昨年、レギュラーシーズンは6試合の出場で1本塁打だったが、CSで本塁打を放つなどポストシーズン12試合で打率.333と存在感を見せた。ビシエドは中日時代の9年間で1012安打、139本塁打、549打点の実績を誇る。