敵地実況も“虜”…大谷翔平35号に思わず「あれこそスーパースター」　並べた称賛と敬意

先発登板した大谷翔平は初回に逆転2ランを放った

【MLB】ドジャース 5ー2 ツインズ（日本時間22日・ロサンゼルス）

　敵軍メディアもウットリの本塁打だった。ドジャース・大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、本拠地でのツインズ戦に「2番・投手」で先発出場し、初回に逆転の35号2ランを放った。衝撃の一発に敵地の実況も「あれこそスーパースター」と敬意を示した。

　先発のマウンドに立った大谷は初回にバクストンに先頭打者弾を浴びたが、直後の無死一塁の場面で中越え35号2ランを放ち、自らの失点を取り返した。打った瞬間に確信歩き。打球初速113.4マイル（約182.5キロ）、飛距離441フィート（約134.4メートル）、角度26度の弾道だった。

　敵地放送局「Twins.TV Presented by Progressive」の実況、コーリー・プローバス氏は「ひと振りですぐに反撃。ドジャース2ー1です。先ほど1本許しましたが、今度は自ら1本。3試合連続のHR。今季3度目です」。解説のトレバー・プルーフ氏は「そして、あれこそがスーパースターがすることです」と脱帽。「高速弾。文句なしでした。ボールがバットに当たった瞬間でした」と振り返った。

　さらに余韻が冷めやらぬ様子で、リプレー映像を凝視。プルーフ氏は「見てください。頭をまったく動かさず、手もついていっている。そして体重を残すという表現がありますが、オオタニはそれが本当にうまい。本当に圧巻です」と打撃技術を賞賛していた。

（Full-Count編集部）