敗戦直後に1人…大谷翔平が「人格者過ぎんか?」 “らしい行動”に称賛殺到「泣ける」

なかなかベンチ裏へと下がらなかった大谷
【MLB】ブルワーズ 6ー5 ドジャース(日本時間21日・ロサンゼルス)
敗戦直後の大谷翔平投手の行動が話題となった。ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でのブルワーズ戦に敗れて3連敗となった。9回には1点を返したが、苦しむベッツが中直に倒れてゲームセット。試合後には下を向いて選手たちをベンチ前で迎える大谷の姿があった。
試合はドジャースが大谷の2ランなどで3回に3点を取ったが、4回と6回に3点ずつを奪われてリードを広げられた。9回は2本の安打などで1点を返したが、あと一歩及ばなかった。
ドジャースはベッツが不振に苦しんでいるということもあり、今季初めて大谷を2番、ベッツを1番に置いた。最終回は一打サヨナラのチャンスだっただけに、ベッツの凡退に球場は大きなため息に包まれた。
ネクストにいた大谷は、すぐにベンチに下がることなく、ヘルメットを被ってバットを持ったまま、チームメートを出迎えてタッチ。最後にゆっくりと歩いてくるベッツまで待ち、背中を叩いていた。ベンチに下がったのは、選手の中で大谷が最後だった。
X(旧ツイッター)のファンは「観てて泣けてきました」「最後チームメートたちを出迎える大谷さん。ムーキーにポンっと労う場面泣ける」「こういう気遣いなんですよね 素晴らしい」「こういうとこ、ほんま尊敬する」「人格者過ぎんか?」「もうチームリーダーだね大谷さん」「めっちゃいいシーンだ」「ムーキー心配してる」と反応していた。
21日(同22日)には先発マウンドにあがる予定。前回登板のジャイアンツ戦のように、登板試合で連敗を止められるか。
(Full-Count編集部)