大谷翔平がいて「他の選手に注目が行かない」 監督が感じる恩恵、ド軍ナインに届ける思い

大谷のリーダーシップ…カーショーとは「確実に違う」
【MLB】ドジャース ー ツインズ(日本時間22日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦の試合前に取材に応じ、先発する大谷翔平投手のリーダーシップについて言及した。「グラウンド外で彼がしてきたことは意図的ではないと思う。ただ彼がいることで他の選手に注目が行かないようになっている。それがあることで多くの選手はただ自分の役目を果たすことができる」と称賛した。
大谷は昨季からドジャースに加入。昨年は50本塁打&50盗塁を達成するなど、ワールドシリーズ制覇に貢献した。「彼は勝ちたい。投げて、必要な時は四球を選んだり、ムーキーと打順を入れ替えたり、なんでもチームに最大の利益をもたらすことを彼はしている」と称賛。「彼は声をあげるリーダーではないが、彼のプレーの仕方は間違いなく全員へのメッセージだ」と影響力を語った。
チームにはフレディ・フリーマン内野手やクレイトン・カーショー投手ら長年ドジャースを引っ張ってきた選手がいる。大谷のリーダーシップは「「確実に(カーショーとは)違う」と指揮官。「どちらかといえばフレディがもたらすようなエネルギーだろうか。『自分にはしなければならない仕事があって、それをやりたい』という意味では。「ショウへイはプレーに関してはとても動じない。フレディも動じないが、(プレー中に)ショウヘイよりもずっと感情をあらわにする。だが、リーダーという意味では、彼らは似ている」と共通点を明かした。
(Full-Count編集部)