リーダー就任で気づいた「裏側の仕事量」 求める“色気”…築き上げる「雰囲気」

BsGravity連載…第1回は「NUI」
オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成12年目を迎える。昨季から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」5人の計14人でスタジアムに彩りを増やしている。第1回はリーダーを務めるパフォーマーの「NUI」に話を聞いた。
今季もリーダーを託された心境は「やっぱり、全然違いますね。自分のことは二の次です。1番はグループのこと。周りを見ることで、みんなで正しい方向に進んでいけるようにしています」と目を輝かせる。
歴代の“先輩たち”の背中を見てきた。だが、実際に就任すると、感じたことがある。「今まで見てきたリーダーの裏側の仕事量など、これまでの私では見えていませんでした。今となっては歴代のリーダーたちが本当にすごいなと思うようになりました」。メンバーのサポートなど、影ながらグループを支える役割を果たしている。
積極的なコミュニケーションも心掛け「リーダーになると後輩たちからも話しかけにくくなると思うので、自分から声を掛けるようにしています」と深く頷く。「今年は新メンバーが多いので、最初はみんなが探り探りの状態でした。今では、先輩メンバーも意識をしっかり持てているのかなと。前に進めているかなと思います」と表情を引き締めた。
自身のテーマは“色気”で「パフォーマンスでは、リーダーをさせて頂いていることもあって、お姉さんキャラとして。パワフルに躍るのももちろんなんですけど、色気だとか、お姉さんキャラの雰囲気も見てもらえたらなと思います」と長髪を撫でる。
意識していることは「振り付けを正確に踊り、そのなかでも自分の色を出すことですね。手足、指先まで意識することを心掛けています」と冷静に話す。「男女混成もいろんな方に見てもらいたいですし、グループを見て、そこからオリックスを応援してくださる方が少しでも増えていければと思います」。凛々しい表情で、前だけを見据えた。
(Full-Count編集部)