緊急降板のド軍右腕、登板前から“違和感” 力投見せるも限界…語った裏側

6回途中に緊急降板したドジャースのベン・カスパリアス【写真:荒川祐史】
6回途中に緊急降板したドジャースのベン・カスパリアス【写真:荒川祐史】

ド軍、カスパリアスが緊急降板…検査は「明日の朝に行う予定だ」

【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)

 まさかの緊急降板は、ブルペン投球の時点で“異変”を感じていたという。ドジャースのベン・カスパリアス投手が22日(日本時間23日)、本拠地でのツインズ戦の6回に2番手で登板。2四球と二塁打で無死満塁とし、4人目の打者に押し出し四球を与えたところで、右ふくらはぎの異常を訴えて降板した。

 球団は試合終了直前に、カスパリアスは「右ふくらはぎの痙攣」で降板したとアナウンスした。試合後、カスパリアスは「ウオーミングアップ中、ラスト数球のところで(ふくらはぎの)痙攣を少し感じた。筋肉が張っている状態だった。そして登板中、早い段階で……」と悔しげな表情を浮かべた。

 無死満塁から押し出しの四球を与えた直後、右ふくらはぎ付近を抑えるような仕草をみせ、ベンチに合図。ロバーツ監督もマウンドに歩み寄り、状態を確認した後にディアスとの交代を告げた。

 カスパリアスは負傷降板について「タフだ。(突然の怪我は)予測できないこと。今年はずっと調子がいいから、肩とは関係ない(怪我を)することはタフだ。クレイジーな(長期間の)離脱にならないことを願っている」と心境を明かした。精密検査は「明日(23日・同24日)の朝に行う予定だ。どうなるか見守ろう」と明かした。

 ドジャースはこの日、守護神のタナー・スコット投手を左肘の炎症で負傷者リスト(IL)に入れたと発表したばかりだった。ドジャースは現在、スコットを含め12人の投手がIL入りしているだけに、無事を願うばかりだ。

(Full-Count編集部)

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