大谷翔平、“記録ずくめ”の4戦連発36号 ジーター&ド軍の伝説超え、新たな球団記録も

ツインズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ツインズ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

24日ツインズ戦では自己最長5試合連発に期待

【MLB】ツインズ 10ー7 ドジャース(日本時間23日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地のツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、日本人初となる4試合連発36号を放った。5点差の9回2死三塁から左中間2ラン。意地を見せる一発は記録ずくめの一発となった。

 11度目の“挑戦”で初の4試合連続アーチだ。3試合連発は日本選手では松井秀喜がヤンキース時代の2004、2007年に記録しているが、4試合連続は初めてだ。なお、自己最長は日本ハム時代の2016年5月4日から17日までの5試合連発。史上最年少21歳で記録している。23日のツインズ戦ではその快挙に挑む。

 偉大なレジェンドたちも超えた。通算261本塁打に伸ばし、歴代231位に。3度のMVPを誇る球団OBのロイ・キャンパネラ、通算3465安打のデレク・ジーターらを超えた。また、ドジャースタジアムでは通算50本目のアーチ。ドジャースでは通算90本塁打となった。

 開幕から102試合で36本塁打を放ったのは1955年デューク・スナイダーの35本を抜いて球団最多記録に。また、守護神デュランの100.1マイル(約161.1キロ)のスプリットを捉えて本塁打とした。2024年6月5日の敵地・パイレーツ戦でポール・スキーンズの100.1マイルのフォーシームをバックスクリーンへ運んだが、本塁打にしたボールでは自己最速タイだ。

 登板翌日弾は今季5試合目で初めてだ。エンゼルス時代の2023年7月28日のブルージェイズ戦以来で、通算13本目だ。また、直近20安打のうち11本が本塁打と驚異的な長打力を見せている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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