イチローの“不滅の記録”に苦笑い「ちょっと待って」 元同僚の語る凄み「どうかしてる」

マリナーズ会長付き特別インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズ会長付き特別インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

マイク・キャメロン氏が語ったイチロー氏

 マリナーズ時代にイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)とチームメートだったマイク・キャメロン氏が、ポッドキャスト番組に出演。驚きの野球センスと、練習時の“逸話”について語った。

 イチロー氏はアジア選手として初の米野球殿堂入りを果たし、27日(日本時間28日)に米クーパーズタウンで開かれる表彰式典に臨む。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」に寄稿しているジェイソン・スターク氏のポッドキャスト番組「Starkvile」に登場したのは、2000年から3年間マリナーズに所属したキャメロン氏だった。

 イチロー氏はメジャー1年目の2001年から242安打を記録。卓越したバットコントロールで10年連続で200安打を放った。アベレージヒッターではあるものの、練習時には狙ってホームランを連発することでも知られる。これについてキャメロン氏は、「多くの人が、彼が本気でHRダービーに優勝したかったらできると言う。だって彼のコンタクト技術はとにかく……どうかしてるから。どうかしているんです。打とうと思えば25本、30本打てるよ」と力説する。

 続けてキャメロン氏は「でも彼はヒットを追い求めることにとにかく夢中でした。一日も欠かさず、です。だってあの男は年間270安打近くを打ったでしょう? ちょっと待ってくれよ、メジャーリーグなんですよ。時に、2年間でしかその数字に届かない選手もいる。この男は1年でその数字を残しました。彼が目標や数字を設定していたかは分かりませんが、とにかく彼は技術が非常に高かった。バットをストライクゾーンめがけて振る技術です。とにかく毎日、例えば打撃練習の最後のラウンドでは、彼は全球HRにしたものでした。それも全部同じ辺りに打ち込んだ。どうかしてる。毎回それができたんです」と驚きを明かした。

(Full-Count編集部)

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