大谷超え1124億円男、再び“転落” 「入るべきではない」大苦戦で陥った厳しい現実

1位はジャッジ、2位は大谷だった格付け
MLB公式サイトは24日(日本時間25日)、打者の能力を総合的に評価した「打者パワーランキング」の最新版を発表。メッツのフアン・ソト外野手は前回の2位から10位に転落。ドジャースの大谷翔平投手を上回る15年総額7億6500万ドル(約1124億円)の大型契約を結んだ大砲には厳しい視線が注がれている。
メッツに移籍した今季は開幕から打撃の調子が上がらず。3月と4月は打率.241、3本塁打でOPS.752、5月は打率.219、6本塁打で、OPS.792。守備や走塁でも精彩を欠き、本拠地ファンからブーイングを浴びせられる場面も増えた。だが、6月は打率322、11本塁打、OPS1.196と復調し、ようやく面目躍如となった。
だが、7月に入ると再びバットは湿り始めた。打率.226、4本塁打、OPS.804と大型契約と比べて物足りない内容となっている。MLB公式サイトは10位にランクダウンしたことに「ソトは打撃が冷え込み、前回のランキングから8つ順位を落とした。オールスターブレイク以降、6試合で打率はわずか.100、長打も1本だ」と説明。「それでも彼はフアン・ソトだ。調子が上がってくると本当に熱くなる。今季序盤でもスロースタートだったが、前半戦最後の65試合ではOPS.979を記録したことからも、これは明らかだ」と復調に期待を寄せた。
ちなみにランキング1位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、2位はドジャースの大谷翔平投手だった。再びの転落にSNSでも「ソトさあ」「ソトはお情けでリストに載っている。代わりにピート・アロンソが入るべき」「ソトはトップ10に入るべきではない。彼はホームランバッターの上位に値しない」「10位にそっとソトがいるのがジワる」などと厳しい声が寄せられている。
(Full-Count編集部)