ド軍退団後も…大谷翔平の躍動を見て苦笑い「誰よりも違うレベル」 “経験者”が見た現在地

ビューラーはプロ入り前と2023年にTJ手術
【MLB】Rソックス ー ドジャース(日本時間26日・ボストン)
元同僚から見ても偉才の底なしの才能に驚愕せざるを得ないようだ。ドジャース・大谷翔平投手は今季、ピッチャーとして復帰を果たし、本来の二刀流として徐々にエンジンをかけている。レッドソックスのウォーカー・ビューラー投手は「球界の誰よりも違うレベルにいるアスリートなのは明らか」と称賛を惜しまなかった。
ビューラーは試合前に報道陣の取材に対応した。自身と同様に右肘に2度メスを入れている大谷についての話が飛ぶと、右腕は「彼はオクラホマシティ(3A)でそんなにプレーする必要がなくて運がいいね」と軽妙なジョークを飛ばした。自身も報道陣も笑いが起きた。
その後、「(リハビリの過程で)浮き沈みもあるだろうけど、彼は、基本的に球界の誰よりも違うレベルにいるアスリートなのは明らかだね。本塁打を50本打つのがどんな気分が僕にはわからないね」と苦笑いを浮かべた。「彼はとにかく彼自身のペースで進んでいけばいいと思うよ。見たところ、球速も出ているようだし、感覚的にも良さそうだし」と、投手復帰も順調と見ているようだ。
大谷は6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりにマウンドに復帰し、6試合(12イニング)を投げて防御率1.50、13奪三振3与四球を記録している。デーブ・ロバーツ監督によれば、次回登板は4イニングを想定しているという。
(Full-Count編集部)