鷹・周東佑京の盗塁がまさかの“取り消し”　リーグトップ浮上が一転アウトの「珍事」

球審が説明「スイングした際に捕手の送球を妨げた」

■ソフトバンク ー オリックス（26日・みずほPayPayドーム）

　ソフトバンクの周東佑京内野手が26日のオリックス戦（みずほPayPayドーム）で盗塁成功を取り消される“珍事”に見舞われた。2点リードの7回、周東が先頭で中前打を放つと、続く佐藤直樹外野手の6球目にスタート。二盗に成功したかに思われたが、佐藤直が三振した際に捕手の送球を妨害したとの判断で今季26個目の盗塁が取り消された。

　球審の長川は「打者の佐藤（直）選手が三振でアウト。その後（捕手が）二塁に送球し、二塁がセーフとなりました。その際、スイングした後に捕手の送球を妨げましたので、打者は三振でアウト、その妨害を走者に置き換えて、ツーアウトとして試合を再開します」と説明。球場は一時騒然となった。

　周東は前半戦を終えて25盗塁をマークしており、楽天の小深田大翔内野手とともにリーグトップとなっている。3年連続4度目のタイトル獲得に向け、後半戦初戦で幸先よく二盗に成功したはずが、まさかの判定に泣く形となった。

（Full-Count編集部）