超満員で披露した“得意技”に「やりがい」 ボーカルなのに宙を舞い「筋トレ欠かさない」

BsGravityのヴォーカルを務めるRYUTO【写真提供:ORIX Buffaloes】
BsGravityのヴォーカルを務めるRYUTO【写真提供:ORIX Buffaloes】

BsGravity連載…第5回は「RYUTO」

 オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成12年目を迎える。昨季から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」5人の計14人でスタジアムに彩りを増やしている。第5回はヴォーカルを務める「RYUTO」に話を聞いた。

 インタビュー開始と同時に、自信が満ち溢れていた。「今年のレコーディングは、自分の中で1番手応えがあったんです」。理由は、自身の課題解決にあった。

「課題は始まりの1音目でした。そこにこだわると、だんだん良くなってきました。これまでは疎かにしていたんです。そこまで大事だとは思っていませんでした。昨年まではなかった感覚なんですけど……。歌に対するこだわり、集中力がより高まりましたね」

 最初の音に、神経を研ぎ澄ませる。「自然体でいけるように、練習を重ねています。大きく息を吸って、スッと入るイメージです。息に声が乗らないと良い音が出ない。声を出すのではなくて、音を鳴らす感覚ですね」。奏でられるメロディーに息を預ける。

 昨季までは「自分に自信がない時期もあった」とも漏らす。「でも、それでは(センターに)立つ資格がないなと。このメンタルになるまで、今年は時間がかかりました。今はもう大丈夫です」。得意のバク転でもファンを魅了する。

「筋トレは欠かさないですね。いつ(バク転を)言われても大丈夫なようにしています。ファンの方から、SNSなどで反応を頂けて嬉しいです。やりがいがありますね」。歌って、踊って、宙を舞って……。常に目が離せない。

(Full-Count編集部)

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