世界最速左腕チャップマンがNPB入り熱望「日本でプレーしたい」 37歳も剛速球に自信

取材に応じたレッドソックスのアロルディス・チャップマン【写真:小谷真弥】
取材に応じたレッドソックスのアロルディス・チャップマン【写真:小谷真弥】

「1年くらい日本でプレーしてみたい。面白そうだし、野球の質も高い」

【MLB】Rソックス ー ドジャース(日本時間27日・ボストン)

 レッドソックスのアロルディス・チャップマン投手が26日(日本時間27日)、将来的な日本球界移籍を熱望した。本拠地・ドジャース戦前に報道陣の取材に応じ、「1年くらい日本でプレーしてみたい。メジャーとは野球が全然違う。タイプが違う野球だ。面白そうだし、野球の質も高いって聞いたことがある」と興味津々だった。

 チャップマンは世界最速105.8マイル(約170.3キロ)を誇る剛腕。37歳の今季は43登板で3勝2敗17セーブ、防御率1.34。フォーシームは平均98.6マイル(約158.7キロ)を計測するなど、衰え知らずの投球を見せ、今夏のオールスター戦にも選出された。

 元ロッテのレオネス・マーティン、元ソフトバンクのアリエル・ミランダら同世代のキューバ出身選手から、NPBの話を聞いていた。「マイアミでトレーニングをしている時に、日本代表の投手とも一緒に練習をしたことがある」。以前から日本球界に興味を持っていたようだ。

 今季はレッドソックスと1年1075万ドル(約16億円)で契約。このオフに再びFAとなるが、「メジャーであと何年プレーする? うーん、分からない。でも、まだまだ速い球は投げられるよ」と自信たっぷりだった。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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