ド軍監督、13残塁の打線に苦言「もっと良い野球しないと」 大谷も得点圏2打席で凡退

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】 
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】 

打線は得点圏で11打数1安打「あと一本出ていれば」

【MLB】Rソックス 4ー3 ドジャース(日本時間28日・ボストン)

 ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、7試合ぶりのマルチ安打をマークした。4打数2安打で打率.275。チームは13残塁の拙攻が響き、2連敗を喫した。デーブ・ロバーツ監督は「もっと良い野球をしなければならない。まだ打線全体が本調子とは言えない」と自チームへ苦言を呈した。

 昨季チームメートだった右腕ビューラーが制球難。5回途中までに5四球をもらったが、攻めきれなかった。マルチ安打をマークした大谷も6回1死二塁で空振り三振。剛腕チャップマンと対戦した8回無死一、二塁は左飛と得点圏では結果を出せなかった。

 打線は得点圏で11打数1安打だった。ロバーツ監督は「打席の内容自体は悪くなかった。ウォーカー(ビューラー)を何度か追い詰めたし、あと一本出ていればという場面もあった。チャップマンのところで無死一、二塁という絶好機もあったが、そこでも決定打が出なかった。チャンスは確実に作れていたが、それを生かせなかった」と嘆いた。

 チームは28日(同29日)から敵地でレッズ3連戦。ナ・リーグ中地区3位だが、4連勝中と勢いに乗っている。「相手(レッドソックス)はこのシリーズを本気で取りに来ていたここでしっかり気持ちを切り替えて、シンシナティで再スタートしなければいけない」。ロバーツ監督は言葉に力を込めた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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