山本由伸が後半戦初白星の9勝目 7回9K1失点で初の2桁“王手”…大谷の勝ち越し打に笑顔

先発したドジャース・山本由伸【写真:アフロ】
先発したドジャース・山本由伸【写真:アフロ】

7回101球で9奪三振…今季9勝目をマーク

【MLB】ドジャース 5ー2 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)

 ドジャースの山本由伸投手が28日(日本時間29日)、敵地でのレッズ戦に先発登板し、7回4安打1失点で今季9勝目をマークした。球数は101球で9つの三振を奪う力投で、防御率は2.51に。チームは5-1で勝利し、連敗を2でストップした。

 初回こそ波に乗れなかったが、次第に修正を施した。初回1死から2番・マクレーンに右安打を浴びると、四球と左安打で1死満塁のピンチに。昨季までドジャースで同僚だったラックスが二ゴロに倒れる間に先制点を許した。2回は2つの空振り三振を奪うなど3者凡退の投球を見せるも、3回は2本のヒットを許すなど2死二、三塁のピンチを迎えた。ここでも元同僚のラックスと対戦し、今度は遊飛に抑えた。

 4回も無失点に封じて打線の援護を待つと、同点の5回1死一、三塁から2番・大谷翔平投手が右中間への2点適時二塁打。援護をもらった山本もベンチで大きく手を叩き、笑顔を見せた。山本は7回まで1失点に抑え、5-1とリードを保ったまま、マウンドを救援陣に譲った。

 これで今季9勝目をマークし、自身初のメジャーでの2桁勝利に“王手”をかけた。カード初戦を白星で飾って連敗を2でストップ。湿度の高いシンシナティで、堂々と汗を拭う投球だった。

(Full-Count編集部)

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