大谷翔平、また帰ってきた“定位置” 投手なのに大台突破「当たり前のように…」

OPSは過去2年連続でリーグトップ
【MLB】ドジャース 5ー2 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地のレッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3打数1安打2打点2四球の活躍で勝利に貢献した。両リーグ最速で100得点に到達したが、その裏で戻ってきた“定位置”が話題を呼んでいる。
2打席連続で凡退したが、1-1で迎えた5回無死一、三塁の第3打席で逸材右腕バーンズの甘く入った99.4マイル(約160.0キロ)を捉えた。中堅右を抜ける勝ち越しの2点二塁打が決勝点になった。さらに7回と8回は四球を選び、7回の第4打席で出塁後は、フリーマンの適時打で5点目のホームを踏んだ。
本塁打こそ出なかったものの、8試合連続安打と7月後半は復調気配を見せている。注目すべきはOPSだ。7月5日(同6日)のアストロズ戦までは1.002だったが、翌日の同カードで4打数無安打となると、14試合ぶりに“大台”を下回った。その後も好不調の波があり、なかなかOPS1.000を超えられなかったが、この日17試合ぶりに「1.001」にまで戻してきた。
大谷は2023年にOPS1.066を記録し、ドジャースに移籍した昨年も1.036をマークした。球界最高打者しか到達できぬ領域を2年連続で達成しており、大谷とっては“お馴染み”の数値だが、ファンも改めて驚いたようだ。「毎年当たり前のように1超えてくる……」「そろそろ人間らしさが無くなって参りました」「ピッチャー復帰しながら1.0超えてるのバケモンすぎ」「1.050-1.080まで行ったら定位置っすねw」などと目を丸くした。
(Full-Count編集部)