9勝目の山本由伸に感じた凄み…敵将お手上げ 元同僚も絶賛「最高の先発投手」

試合後、取材に対応したレッズのテリー・フランコーナ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に対応したレッズのテリー・フランコーナ監督【写真:小谷真弥】

ラックス「リーグ最高の先発投手の1人だ。まさにその力を見せつけられた」

【MLB】ドジャース 5ー2 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)

 ドジャースの山本由伸投手は28日(日本時間29日)、敵地のレッズ戦で7回4安打1失点と好投。9三振を奪い、今季9勝目を挙げた。監督通算2006勝を誇る66歳の名将は、山本が圧倒的な投球につながった要因を囲み取材で米記者に問われると「全てがそうだった。直球のスピード、左右両打者に対して投げるスプリット。そして変化球も」とお手上げだった。

 1点を追う初回にラックスの二ゴロの間に同点に。しかし、3回1死一、三塁のチャンスを逃すと、7回までゼロを並べられた。昨季までドジャースに所属していたラックスは山本と3打席で対戦し、二ゴロ、遊飛、四球。2打数無安打1打点、1四球だった。試合後は元同僚を大絶賛した。

「あれだけゾーンの端に投げられた時の彼は手強いね。球の質は本当に良かった。狙い通りに投げていたと思う。今、リーグで最高の先発投手の1人であることには理由がある」

 レッズの連勝は4で止まり、首位ブルワーズとは7.5ゲーム差だ。ポストシーズン争いへ踏ん張り時となっている。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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