“ド軍エース”にLAメディア称賛続出「全てが良かった」「なんという先発」 由伸の真の実力

先発したドジャース・山本由伸【写真:アフロ】
先発したドジャース・山本由伸【写真:アフロ】

7回101球で9奪三振…今季9勝目をマーク

【MLB】ドジャース 5ー2 レッズ(日本時間29日・シンシナティ)

 ドジャースの山本由伸投手が28日(日本時間29日)、敵地でのレッズ戦に先発登板し、7回4安打1失点で今季9勝目をマークした。101球で9つの三振を奪う力投に、米メディアからも称賛の声が相次いだ。

 初回1死から2番のマクレーンに右安打を浴びると、四球と左安打で1死満塁のピンチに。昨季までドジャースで同僚だったラックスが二ゴロに倒れる間に先制点を許した。だが、以降は立ち直った。2回は2つの空振り三振を奪うなど3者凡退の投球を披露。3回は2死二、三塁のピンチを迎えたが、ラックスを遊飛に抑えた。

 4回も無失点に封じて打線の援護を待つと、同点の5回1死一、三塁から2番・大谷翔平投手が右中間への2点適時二塁打で援護を受けた。山本は7回まで1失点に抑えた。

 この好投を地元メディア「ドジャース・ネーション」は公式X(旧ツイッター)で「ヤマモトは今夜の試合でスペシャルだった」と絶賛。ドジャース球団公式Xも「ヨシノブの力投だ」「ヨシノブはお見事だった」と称えた。ドジャース専門メディア「ドジャーブルー」は「エース」「ヨシノブ・ヤマモトの夜が正式に終わった、そしてそれは卓越した登板だった」と投稿した。米ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」も「ヤマモトはシンシナティで全てが良かった」と言及するなど、称賛の声が至る所から聞こえていた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番のファビアン・アルダヤ記者はヨシノブ・ヤマモトは今夜とても良い登板だった、特に初回に1点を失って以降は」と初回に失点後からの修正を評価。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「レッズ戦でなんという先発登板」とXに投稿。奪った空振り21はキャリアハイを更新する記録だとし、「今季の防御率が2.48になった。ドジャースが力投を必要としていたときに、エースが期待に応えた」と「エース」としての躍動に賛辞を惜しまなかった。

(Full-Count編集部)

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