美女パフォーマーが掴んだ夢の景色 異国で学んだ“大人の余裕”「全力で駆け抜けたい」

BsGravityのAKANE【写真:球団提供】
BsGravityのAKANE【写真:球団提供】

BsGravity連載…第8回は「AKANE」

 オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成12年目を迎える。昨季から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」5人の計14人でスタジアムに彩りを増やしている。第8回は新加入のパフォーマー「AKANE」に話を聞いた。

 憧れのBsGravityでの活動は“夢の世界”だという。「好きで加入したので、動画などで見ていた世界にいるんだなと思うと『あ、あれは見てた企画だ』と感じますね。これまで、自分が見ていたものに取り組んでいて、信じられないなという気持ちです」。抑えきれない鼓動の高鳴りを、胸にそっと置いた両手で感じている。

 4歳からダンスを始めたAKANEは好奇心が旺盛だ。「幼稚園の頃、友達がダンスを習っていて、楽しそうだから始めようと思いました。即興フリーダンスが特技ですけど、英語も得意です。1人でオーストラリアのメルボルンに2週間、行ったこともあります」。握りしめた航空券は、今でも誇らしい思い出となっている。

「良い意味で考え方の余裕が学べました。自分は思い詰めていくタイプなので……。もっと柔軟に捉えても良いのかなと思いました」

 突然の渡豪にも「新しいことに挑戦してみたかったので、思いついた時に『行こう』と。深く考えて調べてしまうと、怖くなってしまうので。行きたいなと思った時に行っちゃおうと思いました」と笑顔で振り返る。

 度胸満点で、怖いもの知らずのAKANE。「とにかく、1年を全力で駆け抜けたいですね。目の前の方々に自分のパフォーマンスを届けられるようにしたいです」。全身全霊で突き進む。

(Full-Count編集部)

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