4三振の大谷翔平は「自制が効いてなかった」 監督が求めた調整「取り戻さないと」

試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後、取材に応じるドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

連続試合安打は9でストップ

【MLB】ドジャース 5ー4 レッズ(日本時間30日・シンシナティ)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地のレッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5打数で無安打に終わった。相手先発ロドロに3三振を喫するなど、今季2度目の1試合4三振を記録。試合後にデーブ・ロバーツ監督は「今日の彼はロドロの球をまったく見られていなかった」と指摘した。

 初回1死は外角低めのボールになるカーブに空振り三振。3回1死一塁は94.6マイル(約152.2キロ)のフォーシームに手が出ずに見逃し三振を喫した。5回1死一、二塁でも外角ボールになるカーブに3球三振。ロドロの投球に目を丸くする場面もあった。

 7回1死一、二塁では右腕アシュクラフトと対戦し、内角ボールになるスライダーに空振り三振を喫した。1試合4三振は6月17日(同18日)の敵地・パドレス戦以来、今季2度目(通算6度目)となった。9回1死一塁で迎えた第5打席では右飛に倒れた。

 試合後に指揮官は「明らかにね。スイングモードになってしまった。彼の状態がベストの時は打球は上がるし、広角に打つ。特にこの球場では、右方向に打つ必要がないんだ」と話した。

 30日(同31日)にはレッズはマルティネスが先発。「マルティネスはカットボールやチェンジアップを低めに投げてくる。低めの球を追いかけず、広角に打つことを取り戻さないといけない。今晩はスイングに自制が効かない日だった」と、大谷に調整を求めた。

(Full-Count編集部)

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