大谷翔平はなぜ三振増? 自己最悪197個ペース…指揮官が見た去年との“違い”「一か八か」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季はここまで129三振…自己ワーストペース

【MLB】レッズ ー ドジャース(日本時間31日・シンシナティ)

 ドジャースの大谷翔平投手は今季、リーグ最多38本塁打を放つ一方で、ここまで129三振。自己ワーストを更新する197三振ペースとなっている。29日(日本時間30日)の敵地・レッズ戦では、4三振。なぜ三振が増えるのが、デーブ・ロバーツ監督が見解を述べた。

 大谷は29日(同30日)のレッズ戦で、左腕ニック・ロドロと対戦。第1打席は外角低めのカーブに空振り三振。3回1死一塁はフォーシームに手が出ずに見逃し三振となった。5回1死一、二塁の好機でも外角ボールになるカーブに3球三振。ロドロの投球に目を丸くする場面もあった。第4打席でも空振り三振を喫した。

 ここまで129三振はリーグワースト3位。長距離打者は自然と増える傾向があるものの、2021年の189奪三振を上回る自己最悪197個ペースで三振を重ねている。指揮官は「去年はハーフスイングで止まるケースが多かったような気がする。そして、レフト方向にヒットを打っていた」と説明した。

 続けて「打点を挙げたいときや、タフな左腕と対戦した時には、球をもっと見て、逆方向に打っていた。でも、(今年は)あまり見られていない。一か八かって感じの大きなスイングだ。大きなスイングをしてしまうと、間違いなく空振りする可能性も増える。それが三振が増えた最大の理由だと思う」と分析した。

(Full-Count編集部)

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