鷹・又吉が4回無失点の快投 楽天19歳右腕が初勝利、31日ファーム結果

くふうハヤテ戦に登板したソフトバンク・又吉克樹【画像:パーソル パ・リーグTV】
くふうハヤテ戦に登板したソフトバンク・又吉克樹【画像:パーソル パ・リーグTV】

ソフトバンクは逆転負け

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が31日、4試合が行われた。みずほPayPayドームで行われたウエスタン・リーグ、ソフトバンクとくふうハヤテの一戦は1-2でソフトバンクが敗れた。

 ソフトバンクの先発・又吉克樹投手は、初回から4回までそれぞれ走者を出しながらも無失点投球。4回68球6安打1四球3奪三振無失点でマウンドを降りた。

 打線は3回、大友宗捕手の適時打で1点を先制。しかし5回、2番手・板東湧梧投手が、3安打で1死満塁のピンチを招き、犠飛で同点とされ、6回にも、2死一、三塁から適時打を浴び、勝ち越しを許した。1点差で迎えた9回、2死満塁のチャンスを作るも、最後は笹川吉康外野手が中飛に倒れて試合終了。打線が9安打1得点と好機を生かしきれなかった。

 杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたオリックスと広島の一戦は、3-5でオリックスが敗れた。

 オリックスの先発・芦田丈飛投手は3回、堂林翔太内野手、仲田侑仁内野手、渡邉悠斗内野手の3者連続適時打で3点を失った。

 一方の打線は3回、2死から紅林弘太郎内野手の適時打で1点を返す。しかし、8回、4番手・阿部翔太投手が2失点。直後の8回に山中稜真捕手の適時打で2点差まで詰め寄ったが、3-5で試合は終了した。

 鎌ケ谷スタジアムで行われた日本ハムと楽天の一戦は、8-5で楽天が勝利した。

 楽天は2回、武藤敦貴外野手の適時打で1点を先制。なおも2死満塁から、浅村栄斗内野手が適時内野安打を放つと、吉納翼外野手は押し出しの四球を選び、この回3点を奪った。さらに3回には、小森航大郎内野手の適時打で1点を加え、リードを4点に広げた。

 先発・大内誠弥投手は1回からピンチを招いたが、要所を締める投球で得点を与えず。5回に進藤勇也捕手の2号ソロと明瀬諒介内野手の適時打で2点を失ったが、リードは譲らず、5回87球8安打3四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

 6回は弓削隼人投手が、7回は中込陽翔投手がそれぞれ1点を失ったが、辰見鴻之介内野手の適時打や平良竜哉内野手の1号ソロなどで7回から9回まで毎回1点ずつを加えた。9回は泰勝利投手が明瀬に2号ソロを浴びるも、リードは守り切り、8-5で勝利した。19歳右腕・大内がファーム初勝利を挙げた。

 ベルーナドームで行われた西武とDeNAの一戦は、0-4で西武が敗れた。

 西武の先発・青山美夏人投手は2回に犠飛で先制を許すも、3回以降は1安打1四球に抑え、6回80球2安打3四球5奪三振1失点で降板した。9回に登板した浜屋将太投手がタイラー・オースティン内野手の1号ソロを被弾、その後適時打などで2点を失った。

 一矢報いたい打線は、終盤にランナーを出すも後続が続かず。計6安打無得点と好機を生かせなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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