大谷翔平の緊急降板は「痙攣」　球団発表…4回に突如異変も打者としては出場継続

4回に突如崩れ…1死も取れず降板

【MLB】レッズ ー ドジャース（日本時間31日・シンシナティ）

　ドジャースの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、敵地・レッズ戦に「2番・投手」で投打二刀流として出場したが、4回途中5安打2失点。相手の打席途中で緊急降板した。球団は「痙攣」と発表した。

　右肘手術から復帰後、最長となる4イニング目のマウンドに上がったが、先頭に内野安打を許すと、続いてストレートの四球を与え、3人目に2球連続ボールとなったところで、デーブ・ロバーツ監督やトレーナーがマウンドに集まり、交代となった。3回0/3で51球を投げ、5安打2四球、4奪三振、2失点という内容だった。

　最速101.0マイル（約162.5キロ）を計測したものの、最後はコントロールが定まらず。6球連続ボールを記録したところで降板した。一方でその後も打席には残り指名打者として出場継続。5回の第3打席は三振だった。

　地元放送局「スポーツネット・ロサンゼル」のキルステン・ワトソンさんは「4回と5回の間、デーブ・ロバーツ監督とトレーニングスタッフはショウヘイ・オオタニと会話を行いました。彼らが（ベンチに）戻ってきた時、はっきりとした安心感が漂ってきました。ショウヘイがベンチに戻ってきた時、彼は下半身をストレッチしていました。なので、その部分に何か（異変が）あるようですが、幸いにもDHとして試合に出場し続けています」と説明した。

（Full-Count編集部）