首位阪神を襲った“悲劇”「まじかよ」 1日で消えたマジック「なにしてんのや」

中日・細川が9回同点2ラン→延長10回にボスラーがサヨナラ犠飛
■広島 6ー3 阪神(31日・甲子園)
落胆の声が広がった。阪神は31日、甲子園での広島戦に3-6で敗戦。連勝は4でストップした。同時刻に開始された中日-巨人戦(バンテリンドーム)は延長10回の熱戦に。最後は中日がサヨナラ勝利を収めた。これに伴い、前日に点灯した優勝マジック39が一夜にして消滅。「まじかよ……」「残念」と虎党からはため息が漏れている。
阪神は先発の伊原が初回に3失点とピリッとせず、それでも打線が徐々に反撃したが、5回に代わったネルソンが2点を失い、その後も反撃できなかった。2位に大差をつけて首位を走る阪神だが、同時に“やきもき”する展開だった。
この日を迎えるまでのマジック対象チームは2位の巨人ではあるものの、巨人が敗れて中日が残り試合に全勝した場合、勝率、勝ち数ともに阪神と並ぶことになる。当該球団間の対戦成績で中日にリーグ優勝の可能性が残り、試合結果のいかんではマジックが消滅することになったからだ。
一方で中日は9回まで4-6と劣勢だったが、細川が巨人守護神のライデル・マルティネスから同点2ランを放って試合を振り出しに戻すと、延長10回にボスラーがサヨナラ犠飛で勝負を決めた。
一夜にして消えたマジックに、阪神ファンからは「くうううう」「あれま」「巨人なにしてんのよ~」「そんなことになるのか」と悲しむ声が上がった。もっとも、明日以降に再び点灯する可能性もあり、「一戦一戦がんばるだけ」「大丈夫大丈夫」「またつければOKでしょ」と前を向く声も多かった。
(Full-Count編集部)