大谷翔平だけが許されている“特権” コーチからまさかの指示…新人捕手驚愕「唯一だよ!」

捕手が感じた信頼関係と初バッテリーの記憶
特別な存在であることを感じさせた。ドジャースの大谷翔平投手について、若手のダルトン・ラッシング捕手が米メディア「オーダシー・スポーツ」のポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」で語った。今季初めてバッテリーを組んだ際の印象や、“唯一”と語ったその特異性が注目を集めている。
ラッシングは「ショウヘイのスプリットやスライダーは結構いい。速球もいい」と球種の精度の高さを挙げた上で、「彼がサインを出すんだ」と語り、サインの主導権が大谷にあることを明かした。そして、「(ドジャース)投手陣で唯一だよ!」と笑いながらも、その特例的な扱いを称賛した。
大谷との初バッテリーについても「もちろん覚えてる。シーズン初登板だったからね。『ショウが投げたい球を投げる』って言われたんだ」と振り返ったラッシング。試合前のミーティングでは、コーチから大谷に任せるよう指示され、「私は君と一緒だ。レッツゴー!」という気持ちで臨んだという。
初めてコンビを組んだのは6月22日(日本時間23日)の本拠地・ナショナルズ戦だった。ラッシングは初回に2つの空振り三振を引き出すなど投球を支え、「お互い同じ理解でいた」と信頼関係を示すコメントも残していた。また、大谷の投打の活躍に「彼はユニコーンだ。全てをやってのける。さらに、あの身体能力。その意味ではとても良いチームメートだし、昇格してから本当に圧倒されることの1つがそこだ」と唯一無二の能力に惜しみなく称賛の言葉を送っていた。
(Full-Count編集部)