大谷元相棒が“戦力外”に まもなく39歳…キャリア終了の危機「可能性は低い」

エンゼルスではデビューした大谷とバッテリー
パドレスは31日(日本時間8月1日)、マーティン・マルドナード捕手を40人枠から外すDFA(事実上の戦力外)としたことを発表した。過去にはエンゼルスで大谷翔平投手ともバッテリーを組んでおり、8月に39歳を迎える。米メディアはキャリア終了の可能性も指摘した。
この日トレード期限を迎え、ドジャースを追うパドレスは大補強を敢行。アスレチックスからメイソン・ミラー投手、オリオールズからはライアン・オハーン内野手、ラモン・ラウレアーノ外野手、ブルワーズからネスター・コルテス投手らを獲得した。
これらの動きにより、パドレスはマルドナードとトレントン・ブルックス内野手がDFAとされた。マルドナードは今季64試合に出場して打率.204、4本塁打12打点、OPS.572だった。
マルドナードはブルワーズでデビューし、2017年にはエンゼルスで138試合に出場しゴールドグラブ賞を獲得。2018年にはルーキーの大谷翔平投手とバッテリーを組んだ。同年7月にはトレードでアストロズへ移籍した。打撃面では毎年打率が2割台前半~1割後半だったが、守備の評価が高く、ロイヤルズ、カブス、ホワイトソックスなどで活躍した。
米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、「マルドナドの攻撃は悪化する一方であり、守備も低下している。ポストシーズンの順位維持を目指し、あらゆる優位性を追求しているパドレスにとって、捕手の強化を狙うのも当然のこと」と伝えた。
同サイトはウェーバーを通過してFAになるだろうとし、「39歳の誕生日が近づいていることを考えると、メジャーリーグで再び仕事を見つける可能性は低いように思えるかもしれない」と伝えている。
しかし、2023年のアストロズ退団後もホワイトソックス、パドレスが獲得に手をあげたことから、「マルドナードを今すぐに見限るのは愚かなことかもしれない」とも伝えた。
(Full-Count編集部)