日本ハムが7得点快勝で連敗ストップ 鷹がカード勝ち越し、有原7連勝…2日のパ・リーグ

楽天戦に先発したソフトバンク・有原航平【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発したソフトバンク・有原航平【画像:パーソル パ・リーグTV】

投打かみ合い日本ハム連敗脱出 バーヘイゲンは5回1失点で3勝目

 日本ハムは京セラドームでオリックスに7-1で勝利し、連敗を止めた。

 日本ハムは初回、五十幡亮汰外野手、清宮幸太郎内野手の安打で好機をつくり、フランミル・レイエス外野手の適時打、郡司裕也捕手の犠飛で2点を先制。4回には郡司の安打、石井一成内野手の犠打で2死二塁から、野村佑希内野手の適時打で追加点を挙げ、6回には郡司の6号ソロで3点目を加えた。

 先発のドリュー・バーヘイゲン投手は、初回に無死一、二塁とされたが、クリーンナップを3者連続三振に仕留め、2回1死満塁の場面も併殺で切り抜けた。3回に杉本裕太郎外野手の10号ソロを浴びたが、4回、5回は3人で攻撃を終え、5回66球4安打2四球6奪三振1失点で降板。6回は上原健太投手、7回は玉井大翔投手が3者凡退でつないだ。

 8回には、先頭・松本剛外野手が三塁打を放ち、1死からレイエスの適時打で5点目を追加。9回にも松本に2点適時二塁打が生まれ、スコアは7-1に。8回は田中正義投手、9回は齋藤友貴哉投手が危なげなくつなぎ、試合終了となった。

 敗れたオリックスは、先発の曽谷龍平投手が5回85球6安打1死球5奪三振3失点。リリーフ陣も4失点、打線も4回以降は1安打と援護できなかった。若月健矢捕手は2試合連続で2安打をマークするなど、5試合連続安打と好調を維持している。

有原航平が6回2失点で自身7連勝の9勝目! 鷹がカード勝ち越し

 ソフトバンクはみずほPayPayドームで楽天に5-2で勝利した。

 2回、1死から野村勇内野手と海野隆司捕手の連打で一、二塁とし、牧原大成内野手の適時打で1点を先制。なおも1死二、三塁から、周東佑京内野手の内野ゴロの間に1点を追加。さらに3回、山川穂高内野手の二塁打や四死球などで無死満塁とし、ジーター・ダウンズ内野手の犠飛で1点を加えた。

 先発の有原航平投手は初回、連打で2死一、三塁とするも無失点で切り抜け、2回は3者凡退。3回は内野ゴロの間に1点、6回は辰己涼介外野手の犠飛で1点を失ったが、要所を締める投球でリードを守り、6回103球7安打2四球4奪三振2失点で降板した。

 打線は5回、ダウンズに3号ソロが飛び出すと、7回には山本恵大外野手に2号ソロが生まれ、スコアは5-2に。8回は松本裕樹投手が無失点でつなぎ、9回は藤井皓哉投手が3者凡退で締めた。勝利したソフトバンクは、有原が自身7連勝で今季9勝目。打線は10安打5得点と効率よく得点を重ね、カード勝ち越しを決めた。

 一方、敗れた楽天は、ミゲル・ヤフーレ投手が2回1/3で49球を投げて5安打4四死球1奪三振3失点(自責点2)。打線は7安打2得点と好機を生かせなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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