197cmの“和製ジャッジ”が「お目覚めか?」 待望の初HRにファン興奮「まじでロマンある」

延長10回に飛び出した値千金の同点弾
■西武 5ー5 ロッテ(2日・ベルーナドーム)
大砲候補に待望の初本塁打が飛び出した。西武の村田怜音内野手が2日のロッテ戦で代打で1号ソロを放った。延長で同点に追いつく値千金の一打で、ファンも「和製ジャッジお目覚めか?」「この飛距離は夢がある」と期待を寄せている。
1点を勝ち越された直後の延長10回に1死から代打で登場。ロッテ横山のスライダーを左翼席中段まで運んだ。チームの負けを阻止する一発に身長197センチ、体重112キロの恵まれた体格を持つ23歳はガッツポーズを見せながらダイヤモンドを一周し、ベンチで絶叫して喜びを爆発させた。
地元三重の相可高から皇学館大を経て、2023年ドラフト6位で西武に入団。1年目の昨季は2軍で5月までに2本塁打、打率.357をマーク。同月に1軍デビューを飾るも、一塁守備でフェンスに激突。左膝後十字靭帯を損傷して4試合で無念の離脱となった。今季も2軍で打率.276、4本塁打とアピールして7月に1軍昇格。8試合目で待望のプロ初アーチが飛び出した。
2軍で苦しい時期を乗り越えて待望の一発に「まじでロマンあるよなぁ」「まだまだ西武の未来は明るい!」「李大浩みたいだ」「結果的にチームの負けを消した値千金のホームラン」「最高の形で結果が出たな」「本当に化けたらとんでもない打者になる」「鳥肌が止まらなかった」などの声がSNSで見られた。