京セラDで起きた“まさかの事態” 変わった目線…見上げるスタンドに異変

BsGravityの新メンバー・SOMA【写真:球団提供】
BsGravityの新メンバー・SOMA【写真:球団提供】

BsGravity連載…第13回は「SOMA」

 オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成12年目を迎える。昨季から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」5人の計14人でスタジアムに彩りを増やしている。第13回はパフォーマーとして新加入した「SOMA」に話を聞いた。

 2024年に男女混成ユニット「BsGravity」が誕生した際、SOMAは強く拳を握った。「BsGravityができるまでは、ここで踊れる可能性がなかったので、一報を聞いた時は『来た!』と思いましたね」。加入を夢見て応募を決め、見事、オーディションに合格した。

 歌って踊れるユニットを志し「中学生からダンスを始めました。EXILEさんが好きで……。箱推しでしたね(笑)。今は僕たちのパフォーマンスを見てもらえるように、見てくださる方を圧倒したいなと思います」と爽やかに笑う。

 京セラドーム大阪のグラウンドで踊ると“まさかの事態”も起こった。「筋肉痛だけではなく、首や肩が凝る日もあるんです(笑)」。理由を尋ねると「ライブハウスなどでは客席が目線の先か目線の下にあるので、そっちの方向にパフォーマンスすることが多いんですけど、京セラドームでは上にお客さんがいるので、見上げてパフォーマンスをしています」と説明。舞台の大きさに目を丸くする日々だ。

 さらに驚いたことがある。BsGravityは試合前と試合のイニング間にパフォーマンスをグラウンドで披露する。「僕らの出番はトータルで30分ほどだと思うんですけど、これを3時間以上するアーティストさんたちは本当にすごいなと感じています」。グラウンドでも、ライブ会場でも輝きを増すため、まだまだ挑戦を重ねて大きく成長していく。

(Full-Count編集部)

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