山本由伸「自信になった」 酷暑の中で10勝目「何度も着替えて」…園田通訳に感謝

6回途中6K無失点…メジャー2年目で初の2桁勝利
【MLB】ドジャース 3ー0 レイズ(日本時間4日・タンパ)
ドジャースの山本由伸投手が3日(日本時間4日)、敵地でのレイズ戦に先発登板。5回2/3で88球を投げ、5安打6奪三振無失点で今季10勝目をあげた。気温が高い中での登板については「影響はありました」としながらも、「こういった中で投げられたのは自信になった」と話した。
初回と2回はともに1死から走者を許すも、後続を封じて無失点。3回は3者凡退、4回は先頭のカミネロに右安打を浴びたが、その後は左直、見逃し三振、空振り三振に封じて、無失点を継続した。
5回も先頭打者に内野安打を許した。1死一塁からウォールズのバントを一塁に送球するも、フリーマンが捕球できず一、三塁に。味方の失策でピンチを迎えるも、ディアスを二飛、ローを空振り三振に仕留めて、5回までスコアボードに0を並べた。
ドジャースは6回にパヘスが先制適時打を放ち、山本に勝利の権利が舞い込んできた。その裏もマウンドにあがった山本は、2死からキム・ハソンに左前打を許したところで降板。敵地に応援に駆け付けたファンはスタンディングオベーションで称えた。その後はベシアが打者1人を打ち取ってイニングを締めた。
気温35度という高温多湿のコンディションについては「しっかり体調を整えて挑みました。何度も何度も着替えて、ヒロさん(園田芳大通訳)のサポートで勝てました」と話した。
(Full-Count編集部)