不振のベッツ、試合後15分で帰宅 下を向き球場を後に…本拠地ファンが大声援も4-0

今季成績は打率.231、OPS.657
【MLB】カージナルス 3ー2 ドジャース(日本時間5日・ロサンゼルス)
ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地でのカージナルス戦に2-3で敗れた。「2番・遊撃」で先発出場したムーキー・ベッツ内野手は4打数無安打で今季は打率.231、OPS.657とさらに成績を落とした。試合終了から約15分、下向き加減で帰路に就いた。
長いトンネルに光が指さない。今季自己ワーストの不振にあえぐベッツは、試合前の時点で449打席に立ち、打率.233、11本塁打、48打点、OPS.664と本来の姿からかけはなれた成績となっている。直近4試合では16打数無安打にとどまり、本拠地に帰ってきたこの日は第1打席からスタンディングオベーションで大声援を受けて臨んだ。
しかし、第1打席は右飛、第2打席は遊ゴロ、第3打席は堂々と見送ったボールがストラクト判定される不運な結果で三振となった。1点を追う9回は大谷翔平投手がヒットで出塁後、右翼線に落ちそうな飛球を打ち上げたが、ラーズ・ヌートバー外野手の好守に阻まれた。
試合終了からわずか15分、すぐにシャワーをすましたベッツは浮かない表情で球場を後にした。2018年MVPにしてチームの顔でもある32歳の復調が、地区優勝、ワールドシリーズ連覇に必要不可欠だ。
(Full-Count編集部)