バウアーまた勝てず…8試合白星なし 6回8安打4失点降板、二俣に2ラン浴びガックリ

広島戦に登板したDeNAのトレバー・バウアー【写真提供:産経新聞社】
広島戦に登板したDeNAのトレバー・バウアー【写真提供:産経新聞社】

6月6日の日本ハム戦での4勝目を最後に白星から遠ざかっている

■DeNA ー 広島(5日・横浜)

 DeNAのトレバー・バウアー投手が5日、横浜スタジアムで行われた広島戦に先発。6回106球を投げ8安打4失点5奪三振で降板し、今季5勝目はまたもお預けとなった。これで6月6日の日本ハム戦(横浜)を最後に、約2か月白星から遠ざかっている。

 初回、先頭の中村奨に二塁打を浴びると、1死三塁から小園の中前適時打でわずか8球で先制された。味方打線は2回にこの日復帰したオースティンの3号ソロで同点とすると、3回に佐野の通算100号となるソロで勝ち越した。

 しかし5回だった。先頭のモンテロにナックルカーブを左中間スタンドまで運ばれると、なおも無死一塁から二俣に148キロの高めの直球を捉えられた。打球が右中間席最前列に達すると、バウアーは驚いたような表情で両膝に手をつき、しばらく呆然としていた。

 2点を追う6回、蝦名のソロで1点差としてなおも1死二塁から代打を送られ降板。満塁から京田の左犠飛で同点に追いつき、負け投手こそ免れたが、これで8試合白星なしとなった。

 2年ぶりに復帰した今季、6月6日に4勝目を挙げたが、その後は日米通じて初の6連敗を喫した。6月29日からは不振による登録抹消も経験するなど、元サイ・ヤング賞右腕が苦しいシーズンとなっている。

(Full-Count編集部)

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