佐々木朗希、ブルペンで32球の熱投「もう不安はない」 覚悟語る「戻れなかったら仕方ない」

ブルペン後、約3か月ぶりに取材に応じる
【MLB】ドジャース ー カージナルス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、本拠地のカージナルス戦前に約3か月ぶりに取材に応じた。「健康面はもう不安はない。技術面に重きを置いています」と8月下旬の復帰に自信を見せた。
ブルペンでの32球の投球後に取材に答えた。右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしているが「肩周りに痛みがあった。うまく使えていないのもあった。確実に良い方向に向かっているかなと思います」と回復をアピールした。
復帰時期について「今季に戻れるとは思っている。自分の中では投げられるように準備したい」と言及。離脱から約3か月で目途が立ってきたことには「戻れなかったら仕方ないなという覚悟を決めてやってきた」と話した。球速については「96マイル(約154.5キロ)ちょっと」と明かし、ブルペンでは新球ツーシームも試していることにも触れた。
メジャー1年目の佐々木は、今季8試合で1勝1敗、防御率4.72。右肩インピンジメント症候群で5月13日(同14日)にメジャー初のIL入り。6月20日(同21日)に約20メートルの距離でキャッチボールを開始すると、7月には2度、実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板。8日(同9日)のブルージェイズ戦前に3度目のライブBPで3イニングを投げる予定。その仕上がり次第で、デーブ・ロバーツ監督は実戦でのリハビリ登板の可能性も示唆していた。
(Full-Count編集部)