不振のベッツを「私は諦めない」 打率.231も指揮官が上位固定を明言…明かしたやりとり

ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】
ドジャースのムーキー・ベッツ【写真:ロイター】

今季は打率.231、OPS.657と不調

【MLB】ドジャース ー カージナルス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はは5日(日本時間6日)、本拠地のカージナルス戦前、不振が続くムーキー・ベッツ内野手について「不振だけど、私は諦めるつもりはない」と述べ、上位打線で起用を続ける考えを明かした。

 ベッツは今季ここまで打率.231、OPS.657と本調子とは程遠い状態。4日(同5日)のカージナルス戦では、本拠地のファンもベッツが打席に立った際にスタンディングオベーションを贈るという異例の対応を見せたが、5試合連続無安打と苦戦が続く。5日(同6日)も「2番・遊撃」で先発出場する。

 ロバーツ監督は試合前に「間違いなくフラストレーションを感じているだろう」とベッツの現状を慮った。それでも「自信をつけないといけない。彼は活躍をするために、出来る限りのことをしている。球団にとって彼は価値のある選手。彼は守備面で付加価値がある選手」とかばった。

 ベッツは7月20日(同21日)に大谷翔平投手と打順を入れ替えて1番で起用されたが、好転せず。3日(同4日)には再び打順が2番に戻った。打順について「上位打線で誰を起用するか考えた時、彼を起用することはベストオプションだ。監督が選手を信用していなければね。不振だけど、私は諦めるつもりはない」と述べ下位に変更する可能性を否定。ベッツには「あなたに自信を持っているから、君も私くらい自信を持ってほしい」と伝えたことを明かした。

(Full-Count編集部)

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