大谷翔平、通算1000安打に“王手” 日本人3人目偉業に着々…マルチ&3得点、ド軍大勝

4打数2安打でメジャー通算1000安打へ“王手”
【MLB】ドジャース 12ー6 カージナルス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのカージナルス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打1盗塁の活躍でチームを12-6の勝利に導いた。2桁得点は今季11度目で6月22日(同23日)のナショナルズ戦以来。大谷はこの日、2安打を記録してメジャー通算999安打に。1000安打到達まで残り「1」となった。
初回からチームを牽引した。初回先頭の第1打席、4球目の直球を捉えて右中間に二塁打を放ち、先制点につなげた。2回1死一、二塁で迎えた第2打席はショートへの併殺打に倒れ、4回2死の第3打席は空振り三振を喫した。
ただ、7回先頭で迎えた第4打席で四球を選ぶと、すかさず二盗に成功。7回に一挙5得点を奪うきっかけを作ったのは、大谷の存在感だった。8回先頭の第5打席でも内野安打を放ち、打率を.276に上昇させた。“王手”をかけたメジャー1000安打到達となれば、日本人ではイチロー(3089安打)、松井秀喜(1253安打)に次いで3人目となるだけに、注目が集まっている。
チームはマンシーとT・ヘルナンデスが1試合2本塁打を放つなど10点を積み重ねた。2桁得点は今季11度目で6月22日(同23日)のナショナルズ戦以来。元巨人でカージナルスのマイコラスを攻略してみせた。
(Full-Count編集部)