元阪神守護神の呉昇桓が現役引退を表明 43歳で決断…日米韓で通算549セーブ

阪神では2年連続で最多セーブのタイトル
阪神やメジャーリーグでプレーし、現在は韓国プロ野球(KBO)のサムスンに所属する呉昇桓(オ・スンファン)投手が6日、現役引退の意向を固めた。球団側が発表した。
2005年から2013年にKBOサムスンで抑えとして活躍。2014年と2015年はNPBの阪神でプレーし、2年連続最多セーブをマークした。2016年からはカージナルス、ブルージェイズ、ロッキーズとメジャー3球団を渡り歩き、2020年から再びKBOサムスンに復帰。2021年には東京五輪で来日し、ドミニカ共和国との3位決定戦で打たれて韓国はメダルなしに終わったが、同年にKBOでは最多セーブに輝いている。
7月に43歳となった今季も現役を続けていたが、11試合で防御率8.31、セーブなしに終わっていた。KBOでは歴代最多の通算427セーブを挙げており、MLBとNPBと3リーグを合計すると通算549セーブを記録していた。
韓国メディアによると、背番号21は球団史上4番目の永久欠番に指定される予定という。
(Full-Count編集部)