大谷翔平、岩手の野球少年らの前で躍動「いい経験と糧にして」 HRでMLB通算1000安打

失点直後には逆転2ラン…ド軍は敗れる
【MLB】カージナルス 5ー3 ドジャース(日本時間7日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地でのカージナルス戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。投げては前回投げ切れなかった4イニングを投げて被安打2、8奪三振1失点で降板。54球を投げ、最速は101.1マイル(約162.7キロ)だった。打っては失点直後に逆転2ランを放ち、メジャー通算1000安打を達成。試合後には「4回しっかり投げ切れたのが1番いいかなと。ピッチングで大きな前進があった日かなと思います」と話した。
この日は岩手・奥州市の野球少年らが観戦。アメリカ・ロサンゼルス近郊にあるトーランス市との友好都市締結を記念した、奥州市の中学生の硬式野球チームを親善野球大会へ派遣する国際交流プロジェクトの一環で実現し、大谷は子どもたちの前で躍動した。
「そうですね。まあ僕はアメリカに来て試合を見たことがないので、子どもたちが試合を見られるというところがすごくいいんじゃないかなとは思うので、自分自身もそういう経験ができていたらなと。もっとこう野球の取り組み方も変わってくるかなとは思うので、いい経験と自分の糧にしてもらえたらなと思います」とメッセージを送った。
大谷はメジャー通算1000安打目を264本目の本塁打で飾った。安打のほぼ1/4が本塁打という驚異的なペースだが「一番はどれだけフォアボールがしっかり選べるかだと思うので技術面もそうですけど、しっかりとこう、なかなかゾーンに来ないときに、しっかりと我慢できるっていうのが一番、全体的な打席の中では大事かなと思います」と矜持を示した。
(Full-Count編集部)