田中将大、次回登板は「何も決まってない」 阿部監督は明言せず「四球も多かった」

ヤクルト戦に登板した巨人・田中将大【写真:古川剛伊】
ヤクルト戦に登板した巨人・田中将大【写真:古川剛伊】

約3か月ぶりの1軍復帰戦で6回途中3安打2失

■ヤクルト 3ー2 巨人(7日・東京ドーム)

 巨人の田中将大投手は7日、ヤクルト戦(東京ドーム)で6回途中3安打2失点と好投した。しかし、救援投手が同点に追い付かれ、今季2勝目はならず。日米通算199勝目もお預けとなった。チームも逆転負けを喫し、連勝は3で止まった。

 初回から3イニング連続で3者凡退の立ち上がり。4回2死一、二塁からオスナの右前適時打で同点に追い付かれたが、5回2死満塁では内山をスプリットで空振り三振に仕留めた。

 勝利投手の権利を手にした6回も続投。しかし、先頭・村上の平凡なゴロを二塁・増田大が失策。同2死二塁から長岡を四球で歩かせたところで降板した。救援した船迫が中村悠に同点の左前適時打を許し、ここで勝ち星は消滅した。

5月1日の広島戦(東京ドーム)以来、約3か月ぶりの1軍復帰戦。5回2/3で104球を投げ、3安打2失点(自責1)。3奪三振4四球だった。4月3日の中日戦(バンテリンドーム)以来の2勝目はならなかった。

 バットでは3回先頭でベテラン左腕・石川から左中間二塁打。これが移籍後初安打となった。1死二塁から若林の右飛でタッチアップで三塁へ。泉口の左前適時打で生還した。5回無死二塁では一犠打を決め、丸の左犠飛を演出した。

 試合は4番手の田中瑛が2-2で迎えた8回、オスナに勝ち越し8号ソロを浴びた。打線は3安打とつながりを欠き、4連勝はならなかった。

 阿部監督は「結果的には良かったですけど、ちょっと重くなってしまったね。四球も多かったし。慎重になるのは分かったけど。だけど、よく頑張ってくれました」と及第点。次回登板については「まだ何も決まってないです。これからです」と話すにとどめた。

(Full-Count編集部)

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