大谷翔平は「不公平じゃないか」 CY賞右腕も思わず“嫉妬”…浮上した「神様」の存在

大谷翔平は7日のカージナルス戦で投打にわたり躍動した
リアル二刀流にレジェンドも目を丸くした。ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)に本拠地で行われたカージナルス戦に「1番・投手」で投打同時出場し、投げては4回8奪三振、2安打1失点。打っても39号2ランを放つなど躍動。元サイ・ヤング賞右腕のジェイク・ピービー氏は「不公平じゃないですか!」と大谷の才能に“嫉妬”していた。
米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」で司会を務めるグレッグ・アムシンガー氏が「カージナルスが5ー3で試合に勝利しましたが、ドジャースは“勝負”で勝ちました。この試合で重要だったのは、ショウヘイ・オオタニがA級の投球を見せつけたことでした」と興奮気味に振り返った。
パドレスなどで活躍し、2007年にサイ・ヤング賞に輝いたピービー氏は「このリーグでこれくらいの球を投げられる投手を私は他に思い浮かびません」と、最速で101.1マイル(約163キロ)を計測した直球やキレのあるスライダーなど投球内容を紹介。「こんなに高い精度で球種を多く投げられる人は他にいません」と伝えた。
さらに「不公平じゃないですか! これは少年野球でチーム最高の選手がやることです。(チーム)最高の投手だけでなく、こんなにも素晴らしい打者なんです」。メジャー通算1000安打となった39号2ランの映像を凝視。元マリナーズのハロルド・レイノルズ氏も「きっと3000安打の時も本塁打なんでしょうね」と続けた。
ピービー氏「(大谷は)七色の変化球を投げる上に100、101マイルの球も投げるのです」。司会のアムシンガー氏は「そして2年連続50本を達成する勢いです。皆さん、アナタはもっと熱心なファンにならないといけません。なぜなら、歴史上最高の選手を目撃しているんですよ!」。強めの口調でテレビカメラに向かって訴えた。
レイノルズ氏は「私たちは今後見られないことを目撃しているんです。私たちはマイケル・ジョーダンを目撃しているんですよ!」。バスケットボール界の「神様」と称されたジョーダン氏を引き合いに出し、大谷が唯一無二の存在であることを力説していた。
(Full-Count編集部)